スロバキアとチェコから、
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  • 2021.04.25  Webサイトリニューアル

ABOUT

ヨーロッパ大陸の中央に位置する小国、スロバキア共和国。
今も残される美しい中世の街並み。
延々と広がる牧歌的な畑や草原。
数々の古城。太古から静かに時間を刻む鍾乳洞。
小さな領土には多くの美しさが詰め込まれ、悠然と佇んでいます。

WINE

スロバキアのワイン

スロバキアは一言でいえば冷涼地。同じくワイン造りの長い歴史を持つ隣接国のオーストリア、チェコ、ハンガリーと似た気候条件をもち、フランスはブルゴーニュのコート・ドールと同じ緯度に位置します。大陸性気候で、西ヨーロッパに比べると夏・冬の温度差が激しいことが特徴として挙げられます。
白ブドウの栽培量が7割を超えるほどに、白系のワインが多く造られます。赤白共に、伸びやかで綺麗な酸やフレッシュ感のある果実味が特徴ですが、土壌を始めとした多様なテロワールが産地全体に広がるため一言で表し難い、逆に言えばそれだけ魅力的なワイン生産地です。

WINERY

vino MAGULA
(マグラ)

スロバキア共和国

スロバキア共和国⻄部、小カルパチア山脈近くの⻑閑な田園風景の一角。 ワイナリー・MAGULA。 シビアな歴史と激動をかいくぐってきたスロバキア。 MAGULAも他家族ワイナリーの例に漏れず、19世紀後半からの社会主義時代の影響で畑は国に徴収され、 ブドウ栽培とワイン造りの歴史は一度終わりを迎える。 ようやく畑を取り戻したのは、⺠主化後の2001年。ブドウ栽培とワイン造りの知識は引き継いでいたものの、 円熟していた畑は荒廃し切っていた。先祖の歴史と伝統を回復すべく、再開墾に着手。 同時に現オーナーは世界各地の畑や醸造所を見回り、ワイン造りの知識を経験を蓄える。 その中で、ビオディナミ栽培による自然なワインに出会い、自分の進むべき道、造るべきワインを見つける。 「ワインのすべては畑から始まる」という強固な思想の元、ブドウは全て自社畑の管理。 徹底した収量制 限と栽培管理を行う畑は10h。ローズバレー(薔薇の谷)、ウルフバレー(狼の谷)と呼ばれる 2つの山間に拓かれたMAGULAの持つ畑のテロワールは一線を画す独特の微気候を形成。 また、鉱物の多い土壌は最終的なワインの味わいにミネラル感と奥深さを与えている。 「化学薬品を使った畑に自分の子供は入れられないだろ?子供にもMAGULAの畑で土を触って、 嗅いで、自然を学んで欲しい。」

Pivnica Čajkov
(ピヴニツァ チャイコフ)

スロバキア共和国

スロバキア南⻄部、ニトラ地方・レヴィツェ地区。 シトノ火山の麓に、「チャイコフ」という古くからあ る小さな村がある。 祖父の代からこの村でワイン造りをしていた家に生まれたのが現オーナーのマレク・ウナーク。 村に古くからあった伝統のフェテアスカ・レガーラに、彼は並々ならぬこだわりを見せる。 社 会主義時代に国際品種に取って代わられたが、彼の造る白ワインのほとんどはこの品種を使用する。 土壌はシトノ火山性の凝灰岩と安山岩の混成。肝入りの美しいフェテアスカ・レガーラはこの土壌で育まれる。 畑の四方は森に囲まれ、トラクターなど重機が入れる道がないため、収穫を始め全てが手作業。 他ワイナリーのブドウ畑も周りになく、病害や農薬・化学肥料などの影響を受けることがない。 山脈から吹 き降りてくる風がブドウの生育に最適で、各種薬剤の類を使用せずとも病害に晒されることはないという。 「テロワールを理解して理解して理解して、ボトルに詰める。良いワインを造るには人生を一つ賭けるだけじゃ足りない。 3回分の人生が必要だ」 常に真摯に答える彼の口調と眼差しには、この地のテロワールと村伝統の品種・ フェテアスカ レガーラへの情熱、そして確かな自信に溢れている。

Petr MARADA
(ペトル マラダ)

チェコ共和国

チェコ南東部、モラヴィア地方。スロバキアとの国境にほど近くのミクルチチェ村に居を構える小ワイナリー。 創立者のPetr Maradaは、バイオリニストにして醸造/栽培責任者。 小さな村の小さなワイナリーで、ワイン造りを一手に担う。 栽培面積は8ヘクタール。8年前より、ビオロジック栽培に転換。 幼少の頃より、古くから農業を営んでいた曽祖父と耕作用の馬に乗り畑に出て、 土を学んできた経験。これが現在の栽培知識/技術の基礎となっている。栽培においては、 ブドウ樹・葉などの手入れは言うまでもなく、畑の雑草の量にも気を配り、調整に調整を重ねる日々。 子煩悩で、畑やセラーに行くときはいつも愛娘と一緒。認証機関には未登録。「特に興味がない」の一言。 醸造哲学と呼べるものも特になく、「ただ “介入はシンプルに、タイムリーに” これだけを考えている」という。

ORGANIC
(オーガニック)

スロバキア共和国

ストレコフのビオディナミによるワイナリー。「ORGANIC」、これ以上にないシンプルなワイナリー名だが、その畑や哲学、ワインの味わいを肌で感じれば、名ばかりではなく、むしろこれしかないと思える。
2011年に創設。マスター醸造家はStephen Kasnyik(シュテファン カスニック)。半身不随となったことがきっかけで、ビオディナミ栽培によるSO2無添加のワインを造り始める。スロバキアで初めてサンスフルのワインを手掛けたのは彼だ。
ビオディナミ栽培による2.75ヘクタールの自社畑は、周囲の自然環境と共生するよう調和。栽培の全ては手作業により、畑内は馬に乗って移動。
野生酵母による自然発酵には120〜180日を要する。発酵終了後、手作業でオークの古樽に移され熟成。その後セラミックアンフォラに移され、最低でも9〜10ヶ月の熟成。清澄・ろ過・SO2の添加無しで瓶詰め。
香りからも、味わいからも、満ち溢れるエネルギーを感じさせるワインはこうして出来上がる。
現在も、自由には動かせない半身のまま、シュテファンは日々栽培と醸造に励んでいる。
(スロバキアのワイン分析機関では未だ、このような真にナチュラルなワインでも“突飛なワイン”が認められづらい事実があり、現在のところ「Cuvee Marie Vallis Rufus」1種しか輸入することが叶っていない。)

Kasnyik
(カスニック)

スロバキア共和国

南スロバキア、ニトラ地方。ここに、Strekov(ストレコフ)という小さな村がある。 古くからワイン造りの歴史が脈々と受け継がれている村で、近年では「スロバキアにおけるナチュラルワイン生産の最前線」 とも称されている。2006年。ここストレコフで、Tomás・Gabriel Kasnyik兄弟により家族ワイナリー・ 『Kasnyik』が設立される。それ以前は、代々Kasnyik家が所有していたブドウ畑とワイン造りの伝統を引き継ぎ、 商売ではなく地元住民のためだけに細々とワインを造っていた。
畑の多くは南向きに斜面を成し、そこに流れる絶妙なミクロクリマがブドウを成熟へと向かわせる。 土壌は主に粘板岩。鉱物と粘土が豊富に含まれ、ワインに良質なミネラルを付与する。
栽培から醸造まで、一貫して亜硫酸に頼らないで済むワイン造りを信条とし、 「ワイン醸造プロセス中の介入を最小限に抑えること」がKasnyikの掟となっている。 人工酵母や酵素などを使わず天然酵母による発酵。房は全て取り除き果実のみによる浸漬。全てのワインはノンフィルターで、 健全なワインを届けるため慎重な澱引きを行う。ストレコフ伝統の王道ワインはもちろんのこと、 スキンコンタクトの長さ毎に瓶詰めを別にしたワインシリーズ、熟成中に同品種のブドウ果実(皮のまま) を入れ熟成させる手法など、ユニークな醸造法を実践している。
ストレコフのテロワール、ストレコフの天然酵母、ストレコフの伝統品種への熱いこだわり。 「僕らは『ストレコフのワイン』を造りたいんだ。それ以外のものはいらないよ」。 そう語るTomás・Gabriel兄弟の真摯な目は、自分の生まれ育った村への愛で満ちている。

Domin & Kušický
(ドミン&クシツキー)

スロバキア共和国

スロバキア共和国中南部。スロバキアにおいては初となるEUの有機栽培認証を取得した家族経営ワイナリー。
1998年の設立当初から、野生酵母のみによる発酵、無ろ過、補糖・補酸なし、亜硫酸の添加はごく微量に限定、 というように人と環境に寄り添ったワイン造り、そしてテロワールをボトルに込めるワインを造り続けている。
単なる“オーガニック”には留まらず、そのワインには全て「匠の技」を感じさせる、 緻密ながらダイナミックな味わいがある。

GOLGUZ
(ゴルグス)

スロバキア共和国

スロバキア共和国西部、マロカルパツカ地方を代表する農業会社、 Food Farm Hlohovec社(フードファーム フロホヴィッツ)社が2007年に立ち上げた、 ワインに特化したブランド、GOLGUZ。
安全性が保証され健全な農作物を栽培するノウハウを総動員し、自社農園の内40ヘクタールをブドウ 栽培に充て、良質のブドウを栽培する。
ブランド設立からわずか10年程にも関わらず、ワイン生産の激戦区と言われるここマロカルパツカ地方 で次々と品評会授賞ワインを送り出しているGOLGUZは、スロバキアワイナリー界の 『ライジングスター』と呼ばれている。

Stiegelmar
(スティーゲルマール)

オーストリア

オーストリア、ブルゲンランド州。ノイジードラーゼ湖にほど近いゴルスで、1956年から4代に渡り家族代々ワインを造り続ける家族経営ワイナリー。
厳しい収量制限。各ヴィンテージに従った剪定。完璧な収穫タイミング。農薬などの化学的な薬剤は一切不使用。
「自然な味わいとは、実験室でできるものでもなく、添加物によってできるものでもない。畑から生まれるものだ」との信念から、亜硫酸塩(SO2) の使用は最小限に留め、人間の体に優しい、自然なワインに仕上げる。
そうして生まれるワインは、抜群のバランスの良さ、そして体に染み渡るような優しさを湛えている。

Château Topoľčianky
(シャトー トポルチアンキ)

スロバキア共和国

スロバキア南部、ドナウ平原の中心部に居を置くワイナリー。年間600万本を生産する、スロバキアでは主要なワインメーカーの一角。
スロバキア国内では歴史ある老舗ワイナリーで、激動の時代と共に成長を遂げる。
あらゆる品種ラインナップを網羅し、安定した高水準のワインをスロバキア国民と周辺国へと提供する。

COMPANY

会社名
株式会社Sheldlake
代表取締役
村山佳徳
事業内容
酒類の輸出入及び小売販売
上記に関わる通信販売業務
所在地
東京都渋谷区本町二丁目41番12号
ホームページ
https://sheldlake.com
E-mail
info@sheldlake.com
設立年月日
2014年3月24日